integrityは、「高潔、誠実、正直等」を意味する語。この語は、通常、イギリスやアメリカなどにおける教養人・見識者等が用いる語です。
わたくし生井利幸は、レッスンにおいて、学習者に、「正しく生きなさい」と教え道いています。では、この「正しく生きる」とは、一体どのような生き方を指すのでしょうか。
人間は、知識や教養を身に付けたいという願望から、一生懸命に勉強します。東京でも他の地域でも、知識や教養を身に付けるために熱心に勉強する人はたくさんいます。しかし、たとえ知識や教養を身に付けても、「一人の人間として正しく生きる」という行いをしなければ、何ら意味を成さないでしょう。
知識や教養は、「正しく生きる」ためにあります。本稿では、この「正しく生きる」という生き方について、自分なりに思索を試みてくだい。
正しく生きている人間が発する英語は、周囲の人々の心を動かします。英語の美しい響きは、「英語をどれくらい知っているか」という知識の量でつくられるのではありません。英語の美しい響きは、「英語スピーカーの生き方、即ち、『正しく生きている』という様相・有様」によってつくられているのです。
追記:
このところ、連日、御歳暮をいただいています。英語道弟子課程弟子・T.A.さんからはイタリア産の赤ワイン、そして、同課程弟子・H.K.さんからは、フランス産のシャンペイン、及び、アメリカ産の赤ワインを頂戴しました。