このたびの学習教材は、”Extra Homework 14″の回顧・復習とします。このたびは、すべての受講生の皆さんが、心を込めて丁寧に、”Extra Homework 14″を行いました。この課題について相当なる時間をかけて取り組み深い思索を介して到達した境地は、まさに、受講生によって様々といえます。
本稿では、Lesson Extraordinary受講生・M.U.さんが作成したノートをご紹介します。このノートの作成のために、M.U.さんは、相当なる時間を費やし、実に深い学習を試みました。記述内容はすべて丁寧に作成されたものですが、特に、表紙から数えて2番目と3番目のページにおいて、「当教室におけるM.U.さんの学習の『真実』」が書かれています。
受講生の皆さん、今回は、静寂の場所において、心を込めて丁寧に「表紙から数えて2番目と3番目のページ」をじっくりと精読してみてください。静寂の中で、時間をかけてこの２つのページを精読し、この２つのページについて自分なりに深い思索を試みると、やがて、レッスンにおける「『厳しさ』の意味」、言葉を換えれば、「『厳格であること』の意味」についてひしひしと感じるようになるでしょう。
また、M.U.さん作成のノートの最後の2ページ分は、英語音声講義Vol. 17の”closing statement 1″についてのディクテーションとその日本語訳です。M.U.さんは、こちらの内容についても、実に丁寧に学習しました。
このclosing statementは、今から2年前、受講生・K.H.さんのレッスンにおいて行ったものです。受講生の皆さんにおいては既にお気づきのことと思いますが、このclosing statementにおいて講師が述べている内容は、他の受講生の皆さんにおいてまだ未経験の内容であると思います。
このときのclosing statementにおける内容は、実は、K.H.さんのレッスンにおいても、たった一度だけ発した内容です。K.H.さんは、当教室での学習は既に丸３年を超え、現在、4年目に入っています。4年目に入った現在においても、その時と同じclosing statementは行っていません。
＜１＞ ”closing statement 1″を行った当時の受講生・K.H.さんの状況（2010年12月当時）
このレッスンは、K.H.さんが当教室における学習が丸1年を過ぎ、2年めに入った頃のもの。K.H.さんは、面談を通過し、レッスン第一回目から、まさに真剣勝負で講師のレッスンを受講。受講期間中、講師は、必要に応じて、節目となる時期、あるいは、何らかの必要性が生じた場合において、即、「厳しい指導」、即ち、「厳格なる指導」を実行。K.H.さん自身、長年のエレクトーン演奏、そして、強靭なる精神の下、実に厳格に、一つひとつの講師の指導・助言を捉え、「真摯なる淑女」(a sincere lady)として自分が目指す”elegancy”を追究し続ける日々を送っていた。
＜２＞ 講師の状況
このレッスンは、この日の朝の3つ目のレッスン。講師側の立場で述べると、朝、３つのレッスンを続けて行うには、かなりの体力・気力が必要。この日の朝の3つ目のレッスンにおいて持病の「背中の痛み」が我慢の限界の域を超え、背中が鉄板状態となり、硬い石にようにカチカチとなった上半身・左上部分が心臓を圧迫。正常なリズムでの呼吸が困難となり、気を失う寸前という状況。
このような状況の下、「受講生・K.H.さんの心」と「講師の心」の間において、”the air saturated with reason”（理性で構築された空気感」の下、「純粋極まりない融合・和合」が具現。この融合・和合が、この時のclosing statementの源泉となりました。
銀座書斎では、心の浄化を図り、「清らかな心」を基盤としてレッスンを受けると、英語で、「純粋無垢、且つ、美意識で構築された知の空間」を経験することができます。
このたびは、M.U.さんのノートから、再度、”Extra Homework 14″に内在する本質について触れてみました。M.U.さんは、相当なる期間にわたって初級英会話コースで学習に学習を重ね、Lesson Extraordinaryコースを受験。はれて合格し、Lesson Extraordinaryコースに入学。Lesson ExtraordinaryにおけるM.U.さんの学習は、今月で丸2年となります。現在、さらに、厳しい学習環境の下で自分を磨き抜く目的で、「英語道・弟子(disciple)」の選考試験の受験準備を行っています。