「蕾」から「華やかなお花」への成長、・・・このたびは、弟子・S.M.さんが真心を込めて準備し、そして、表現した「芍薬の美意識」を紹介します。以下、S.M.さんのメッセージ、及び、お花の写真を紹介します。
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生井利幸先生、
こんにちは。いつも数え切れないほどの学びの機会と愛情たっぷりのご指導をありがとうございます。また、昨日は、「特別な、本当に特別な追加の稽古」をありがとうございました。ゼロから、無から考える、何度も何度も繰り返し考える、考えて考えて考え抜く、考え続ける。無は新たな気づきやパワーを与えてくれるもの。過去の経験は、今持っているものは、時として人を盲目にする。まさに人として生きることそのものだと思いました。
さて、今朝の清掃活動において、季節のお花、芍薬を飾らせていただきましたので、その写真をお送りさせていただきます。「花は人間の心を洗う」という先生のお言葉以上の言葉が思いつきませんが、花が人の心を元気にしてくれるのは、その生きる力すべてを花を咲かせることに集中させるからだと、純粋に懸命に生きているからだと思います。お持ちした芍薬はすべて蕾です。そのシンプルな蕾からは想像できないほどの華やかな花を見せてくれます。花の一生のほんの一部だけですが、蕾から徐々に開く姿、生きるプロセスから皆さまにお楽しみいただければと思います。
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