受講生・W.T.さんは、2011年に、当・英会話道場イングリッシュヒルズにてレッスン受講をスタート。W.T.さんは、一つひとつのレッスンに対して実に真摯な姿勢で臨み、少しずつ、「英語のステージの改善・向上・発展」を実現してきました。
W.T.さんには、お子さんが3人います。長男の息子さんは、高校・大学とアメリカで学び、アメリカで卒業。2人の娘さんも、それぞれ立派に育て上げました。
W.T.さんは、レッスン内容のすべてをボイスレコーダーで録音し、録音した講義内容について、たっぷりと時間をかけて、実に丁寧にディクテーションを行っています。言うまでもありませんが、ノート作成の様相には、学習者本人の品位・品格・教養が、そっくりそのままの形で露見します。W.T.さんにおいては、常に、心を込めて丁寧にノートを作成しています。
加えて、わたくしが著した哲学書「人生に哲学をひとつまみ」についても、先を急がず、一つひとつ丁寧にノート作成を続けています。W.T.さんは、<目先の、安っぽい知識欲>に惑わされることなく、講師の指導・助言通りにしっかりと前に進んでいます。
「不必要、且つ、本質不在の『固定観念』(fixed idea)」に支配されている人間は、「即効性があると思われる学習」に心を奪われます。本稿において真実を講じるならば、無知な人間の思い違い・誤解である「即効性があると思われる学習」は、実のところ、まったく”即効性”がありません。このことは、誤解をしている本人が、相当年数をかけて、数多くの失敗を繰り返して気づくことです。銀座書斎にて、講師の指導・助言にしたがって、世俗的な欲を捨て、心を綺麗にし、与えられた一つひとつの学習内容について心を込めて丁寧に学習していけば、自分自身の短い人生の時間において「この失敗を、何度も何度も繰り返す」という無駄な経験をしなくて済みます。
一時的に即効性・効率性・利便性を実現しようとする学習は、「偽物」が行う学習です。エレガント英語を習得できるか否かは、この、『即効性の呪文(じゅもん)』から離れることができるか否かにかかっています。
「偽物は偽物に依存し、本物は本物を追求する」、・・・「偽の”もの”」とは「表面だけの”もの”」を指します。表面にとらわれ、表面ばかりを触っていても、何ら、「教養を養うための柱」を立てることはできません。
W.T.さんは、英語で「真の教養」を養うために、わたくし生井利幸の下で学んでいます。英語の表面だけを触っていても、現在も、そして、遠い将来も、エレガント英語(教養英語)を習得することは不可能です。一方、わたくしの指導・助言にしたがって、教養の柱を立てることを主眼として学習を進めるならば、日々の学習を進めながら、「世界中で通用する真の教養」を養うことができ、同時に、エレガント英語(教養英語)を「自分の言語」とすることが可能となります。
W.T.さんにとっては、ご主人と共に、日本、及び、海外のVIPとの会食・パーティー等に出席することが日常茶飯事です。そのような理由から、W.T.さんにおいては、エレガント英語(教養英語)の習得は必須です。わたくしは、今後も、W.T.さんにおける学習の推移・発展を見るのが楽しみでなりません。
追記:
先日、W.T.さんから、相当枚数のマスクをいただきました。新しいマスクが必要な学習者は、講師にその旨を依頼してください。