わたくしは、銀座書斎で行うレッスンにおいて、『エレガント英語の構築には、「身体、及び、心の健康」を実現・維持する』ことが必要不可欠であると講じています。
言うまでもなく、自分自身が健康・健全であることは、自分の個の中にエレガンスを樹立する上で大前提となる基礎的条件となります。本稿において、医学として、「身体、及び、心の健康」について捉えるとき、以下で示す捉え方は常に真実でしょう。
■医学的見地から捉える、「身体、及び、心の健康」を実現・維持するための生活の基盤
<1> 身体の健康を実現・維持するための一つの柱
"Filth engenders disease."
(不潔は、病気を生む。)
<2> 心の健康を実現・維持するための一つの柱
"Mental filth engenders disease."
(心の不潔は、病気を生む。)
<3> 西洋文明社会で捉えられてきた「清潔の優位性」
"Cleanliness is next to godliness."
(清潔は、敬神に次ぐ美徳である。)
自分自身の身体、そして、生活環境について、これを清潔な状態にしておくことは、健康・健全を維持する上での基礎的条件です。また、同時に、心の状態も、常に、健康・健全な状態にしておくことも重要です。
心の中を清潔にしておくと、迎える日々において、頗る健康的に生きていくことができます。一方、心の中が不潔になると、日々の生活において自分が直面する様々な問題について、真っ直ぐな心で、素直に捉えることができなくなります。
そればかりでなく、自分自身における「歪んだ心」「醜い心」をそのまま放置しておくと、後に、身体にも異変が生じ、何らかの病気になる可能性が出てきます。「心と身体には密接な関係がある」という捉え方は、まさに、医学の基礎的な捉え方です。
結局のところ、自己における「エレガント英語の実現」には、何よりも先んじて、「自分自身が、一人の人間として健康・健全である」ということが求められるのです。